塗装の必要性・サインとは
外壁塗装って必要なの?
外壁は常に風雨や紫外線などに晒されているため、経年によって塗装膜が剥がれたり劣化したりします。塗装膜が剥がれて雨や湿気が内部に入り込んでしまうと、壁材や基盤の腐食の原因になり、建物自体の寿命を縮めてしまいます。
また塗装膜は、色あせやひび割れ、汚れやサビ、カビや藻などの発生を抑止する機能も果たしており、建物にとって、とても大切な要素です。
建物の寿命を延ばすためにも、定期的に外壁塗装で外部からの防水効果を高めて、内部への雨や湿気の浸入を防ぎましょう。
新築と同じような建物の美観を維持することは、建物の資産価値を高めることにもつながります。
外壁塗装が必要なサインとは?
- チョーキング(白亜化現象)
塗膜の表面を触ったときにチョークの粉のようなものが付く現象です。塗膜の保護機能がなくなっている状態を示しています。
- ひび割れ(クラック)
壁にひび割れが入っていたら注意が必要です。一般的に1~3mmのひび割れがあると浸水する可能性があるといわれています。
- カビ、藻
外壁のカビや藻の影響で塗料の劣化が早まります。
- 塗膜の浮きや剥離
外壁から塗料が浮き上がっていたり剥がれていたりすると、そこから浸水する恐れがあります。
- 欠落
モルタル部やコンクリートが落ちた状態も注意が必要です。
- サビ
鉄部のサビによって欠落の原因にもなります。
屋根塗装って必要なの?
外壁と同様に、屋根も常に雨風や紫外線の影響を受けています。
たとえば、トタンなどの金属製の屋根は、日中の高温で伸縮します。塗装の膜が機能している間は問題ありませんが、5年以上経過すると塗装膜が劣化してくるため、鉄板の伸縮に追従できなくなり、塗装膜が割れて塗膜剥離が発生します。
こうした状態を放置してしまうとサビが発生し腐食も進行してしまいます。
定期的に屋根塗装を行うことで、塗膜剥離などの発生を防ぎ、屋根の耐久性を維持させましょう。
注意点!
傷んでいない屋根を「美観性」を優先して塗装しないようにしましょう。塗装での美観は副産物的なものであり、本来の目的は「建物の寿命を延ばすこと」です。過度な塗装は無駄に塗膜を厚くしてしまい、かえって塗膜剥離を起こしやすくしてしまいます。
屋根塗装が必要なサインとは?
- チョーキング(白亜化現象)
屋根材の塗膜が紫外線と水により加水分解した状態をチョーキングといいます。金属系屋根材に生じやすいのが特徴です。チョーキングが発生した時点での塗装工事がベストです。
- 屋根材の退色・変色
金属系屋根材に生じやすいです。一般的に屋根材の場合、とくに多くの紫外線・風雨に晒されるため、劣化の進行が早くなります。
- カビやコケの発生
日光があまりあたらない屋根面に発生しやすく、また、塗料に含まれる防カビ剤の効果がなくなってきた場合にもカビやコケが発生しやすいです。
- 塗膜の剥離
屋根材の塗膜が剥離する多くの原因は、前回の屋根塗装における洗浄が不十分だった場合です。
- 基材の劣化
屋根材の欠損は、主に外部からの衝撃・熱伸縮が原因で生じます。
現地調査を承ります
「自分の家は塗装するべきなのか?」「どんな塗料を使用するべきなのか?」など、わからないことも多々あるかと思います。
とくに屋根に関しては、ご自身で状態を確認することがむずかしく、知らず知らずのうちに劣化が進行していた、というケースも少なくありません。
当社では、随時現地調査・見積もりのご依頼を承っております。
「まずは、相談だけしたい」という方も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。